食べたい衝動の原因
◆「痩せられない脳」の癖
ダイエットがうまくいかないのは、我慢が足りないわけではなく、脳の仕業かもしれません。食べ過ぎの原因は、食べたい衝動と脳の快楽中枢の活性化がセットで起こるという「癖」ができているため。例えば、甘い物を食べると脳内で快楽物質の「ドーパミン」が出ます。その経験が学習され、ストレスを感じたときに脳が甘いものを欲するようになるのです。
◆食事を30秒「観察」
「太らない脳」に変えるためには、食前に30秒ほど、食べ物の見た目や香りを観察してください。その上で、食べたい度合いを10段階で表現し、その理由も挙げてみましょう。目の前の食事に意識を向けることで、食感や味の変化、満足感を味わえるようになります。繰り返すうちに、衝動が暴走しない脳になるはずです。