寒い季節の快眠術
◆環境を整える
寒い季節は手足が冷えて皮膚からの放熱がうまくできず、深部体温のコントロールが難しくなるため、快適な睡眠が取りにくくなります。体を温めてぐっすり眠る方法を紹介します。冬の寝室は、室温20度前後、湿度40~60%が良いといわれています。エアコンや加湿器を活用し、環境を整えましょう。
◆毛布を掛ける順番は?
質の高い睡眠のためには、寝具の中で体の表面が温まった上で、熱が適度に放散される状態にすることが大切。厚着したり靴下を重ね履きしたりすると、放熱の妨げとなるので避けてください。また、綿や羊毛など天然素材の毛布は吸湿性があるため、肌に近い方に重ねるのがおすすめ。アクリル毛布の場合は、先に羽毛布団を掛け、その上から重ねるとより温かくなります。