キャベツは「食べる薬」
◆春キャベツは今が旬
冬キャベツは1~3月、春キャベツは3~5月が旬といわれています。葉に張りとつやがあり、黒ずんでいないものが新鮮。冬キャベツは巻きがしっかりして重いもの、春キャベツは巻きが緩く、葉の色が鮮やかなものがおすすめです。ビタミンCやビタミンK、葉酸などのほか、胃腸の調子を整えるビタミンU(キャベジン)を多く含みます。
◆おすすめの食べ方
葉がしっかりした冬キャベツは加熱調理にぴったり。ビタミンKは油に溶けやすい性質があり、油で炒めると吸収率が上がります。一方、柔らかくて甘い春キャベツは生食に適しています。ビタミンCやキャベジンは水溶性ビタミンで熱に弱いため、サラダなど生のまま食べることで栄養素を効果的に取ることができます。