2023/07/18
健康コラム

夏場の食中毒に注意

◆細菌が増えやすくなる

高温多湿な季節に気を付けたいのが、細菌による食中毒。代表的なものには、カンピロバクターや病原性大腸菌(O157など)があります。加熱処理で死滅しないウェルシュ菌や、冷蔵庫の中で生存できるリステリア菌にも注意が必要です。

◆薬味を添えて

食中毒予防のための3原則は、細菌を「付けない」「増やさない」「やっつける」。肉や魚を買ったら汁が漏れないように注意してビニール袋に入れ、氷や保冷剤と一緒に持ち帰ります。帰宅後はすぐに冷蔵庫や冷凍庫へ。調理の前後はせっけんで丁寧に手を洗ってください。さらに、肉や魚は中心部の温度を75度にして1分以上加熱。抗菌・防腐作用に優れた薬味野菜などを料理に添えるのもおすすめです。疑わしい症状が出たら、すぐに医療機関を受診しましょう。

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