怖い「糖化」を知る

◆病気の原因になる

余分な糖質が体内のたんぱく質などと結び付き、細胞などを劣化させる現象「糖化」が、老化を促進する要因として注目されています。糖化が進むと、肌のしわやくすみなどとなって表れるほか、糖化によって作られるAGE（糖化最終生成物）が体内組織に作用し、多くの病気の原因となることが知られています。

◆低GI食品を選ぶ

糖化を抑制するためには、血糖値を急激に上げない食品を選ぶことが大切。食後血糖値の上昇度を示す「GI値」が低い食品を選びましょう。また、食べる順番にも注意が必要です。主食のパンやご飯といった炭水化物の前に、食物繊維が豊富な野菜やキノコ類、たんぱく質を含む肉や魚類を食べるのが基本。血糖値が最も上がる食後1時間の間に運動するのもおすすめです。